事業の紹介
豊前市生活支援体制整備事業
(生活支援コーディネーター事業)
生活支援体制整備事業(生活支援コーディネーター)とは
~暮らしやすい地域を住民の皆さんと一緒につくります!~
介護が必要になっても可能な限り、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるよう「住まい」・「医療」・「介護」・「介護予防」・「生活支援」が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築が全国で進められています。介護保険制度や公的な福祉サービスだけでは補えない部分や医療、福祉、保健の連携に含み“地域の力(地域力)”が重要視されており、住民主体の“支え合いの仕組みづくり(自助・互助・共助・公助)を進める事業として、生活支援体制整備事業という新しい事業が作られました。
また、豊前市では各地区に生活支援コーディネーターが配置され、住民主体の“介護予防事業”と“生活支援事業”に取り組んでいます。
【生活支援コーディネーターの役割(互助・共助)】
- 高齢者が住み慣れた地域で元気に暮らし続けられるよう、住民主体の活動をはじめとした多様な資源の
充実に向けて地域づくりを応援する。
- 高齢者の社会参加を通じた介護予防の促進や、多様な生活支援サービスの創出
- 多様な活動サービスの充実には、住民主体の活動、地域の団体、企業、専門職などの多様な主体と連携し、協働で実施する ※官(行政)・民(住民)・民(民間企業)の協働のしくみ
豊前市支え合いのしくみ図:
自助・互助・共助・公助の取組(全体像)(545MB)
地域支え合い研修会
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【第一層 豊前市全域の取組:共助】(目的 社会参加の推進と社会資源の創出)
■介護予防事業(目的:社会参加の推進と生涯現役)
- 寄り合いの場ネットワーク
全域を対象とした寄り合いの場グループによる会議の開催(情報交換)
- 男性の社会参加の推進【社会福祉協議会の事業】
男塾:男の料理教室「いきいきクッキング」月2回開催
- 65歳からのボランティア(生涯現役)【ボランティアセンター事業】
趣味や特技を活かしたボランティア活動の推進(個人登録)
- 認知症地域支援事業(認知症地域支援推進員の取組)
認知症地域支援チームの発足
「認知症高齢者見守り声かけ訓練」の実施(年1回)
認知症高齢者見守り声かけ訓練(三毛門地区)
■生活支援事業(目的:生活課題の解決に向けた取り組み)
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【第二層 地区別の取組:互助】(目的 住民主体の取り組みの推進)
■地域づくり協議会(全11地区)と連携(第二層協議体)
- 各地区の協議会の総会、役員会、部会の会議等に出席
- 健康福祉、世代間交流等に関わる催しに参加(協力)
- 医療・福祉の専門職による健康講座の開催(各地区別に年1回)
健康講座の開催(京築口腔管理推進室)
■小地域(行政区)単位の座談会(地域課題の抽出)
地域座談会「井戸端会議」の開催
みんなで“おしゃべり”を通して「地域の良いところ」・「くらしの困りごと」を出し合う
地域座談会(三毛門六区・恒富)
■高齢者の社会参加の場の把握
「高齢者つながりリスト」の調査・作成(地域資源リスト)
高齢者が参加できる場(サークル・趣味の講座等)を調査(毎年更新)
赤熊いきいきサロン
児童見守り隊(宇島地区)
■地域の寄り合いの場の支援
外部講師(医療、福祉関係の専門職・ボランティアグループ)の紹介やレクリエーション、スポーツ道具の貸し出し等
外部講師(福祉施設の職員)による運動
寄り合いの場にレクリエーション道具の貸し出し
■その他、地縁組織と連携
区長会・民生委員定例会・老人クラブ・いきいきサロン等の参加
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【ネットワークの構築】(目的:関係機関と情報共有・課題協議)
■第一層
生活課題対策会議 年4回
協議内容
- 買物弱者対策に関する取り組み
- 孤立死防止対策に関する取り組み
- くらしの困りごと対策に関する取り組み
介護予防推進会議 年2回
協議内容
- 社会福祉協議会の介護予防事業の取組について
- 豊前市の介護予防事業の取組について
- 認知症予防(認知症地域支援推進員の取組)について
■第二層 生活支援コーディネーター連絡会(ベース会議) 年8回
協議内容
- 各地区の報告(生活支援コーディネーター・地域づくり推進係)
- お知らせ ボランティアコーディネーター・豊前市地域包括支援センター
- 一地区を指定 状況報告・取組・課題等の協議
■その他会議
- 地域ケア個別会議 年12回 毎月1回出席
- 地域ケア推進会議(第一層協議体) 年1回出席
- 認知症地域支援推進員会議 年2回出席
課題の抽出・協議の場のプラットフォーム図(全体像)(804KB)